オートリースについて

2008年の金融危機による実体経済の悪化に伴う消費者の購買意欲の減退や各企業の売上減速から、企業を取り巻く社会環境も大きく変化してきております。

オートリースにおきましても、従来型の単なる移動や輸送手段としての「車両」から、コストの削減や管理業務の効率化に加え、安全管理や環境配慮、コンプライアンス等、お客様のさまざまなニーズに取組んでおります。

グラフ:オートリース保有台数およびオートリース比率の推移

オートリースのメリット

メリット:1 100%の融資効果
お客様の銀行借入枠はそのままに、100%の融資効果が期待できます。
銀行借入枠が実質的に拡大することになり、資金を有効に活用することができます。
メリット:2 メーカー、ディーラー、仕様は自由
購入先はお客様ご指定または当社取引のメーカー、ディーラーいずれの選択も可能です。
また、車両の仕様も自由です。
メリット:3 リース料は全額経費処理可能 ※
月々のリース料は必要経費(損金)として処理できますので、合理的な減価償却が可能です。毎月定額なので資金計画に合わせた予算管理も容易になります。
メリット:4 煩雑な事務処理を大幅に削減 ※
車両の登録から、車検・修理の手配、保険料・諸税の支払い手続き、減価償却の計算、記帳にいたるまで、煩わしい事務処理の手間を省くことができます。
メリット:5 車両コストの明確化 ※
車両使用部署・総務・経理など他部門にまたがり複雑化した車両コストが、月額リース料という形で一本化されるので明確になります。

※ 売買と比べリースのメリットとなります。

オートリース採用の理由

グラフ:

オートリースは他の一般物件と異なり、物融機能よりも事務簡素化機能あるいは管理業務からの開放に重点がおかれているというわけです。通常、自動車を購入取得し使用する場合、条件折衝から購入手続きに始まり資産計上、減価償却計算、車両棚卸業務、さらに使用期間中の修理手配、車検手続き業務、事故処理などの管理業務、これらの台帳記入から諸伝票の処理や支払い業務まで、極めて煩雑な車両維持管理業務がつきまといます。

特に保有台数の多い企業では『所有・使用に伴うリスクを回避したい』といった要望が強く、経営合理化の有効手段としてオートリースシステムを検討する企業が増加しています。